セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

糖質制限からスムーズに断酒できた

3ヶ月ほど前から、糖質制限を行っています。

と言っても、なんちゃってもなんちゃってで、夕飯で主食を食べないだけです。

開始当初、1週間だけ完全に1回の食事で20g以下に抑える糖質制限を行って、1kg軽くなりましたが、あまりにも辛いので、晩飯だけという日和っぷりを見せています。

そんな僕ですが、先日、訳あってお酒を飲むのをやめました。

近頃は、「そもそも飲まない」「家じゃ飲まない」って人も多いので、「だからなんだ」という話かもしれませんが、昭和生まれ昭和育ち、家にビールケースが定期的に届く家庭に育った身なので、20歳以来の10数年間、ほぼ毎日欠かさず晩酌をしていたヘビードリンカーでした。

過去に何度か、「晩酌をやめよう」と決意したこともあったのですが、どれも3日と続きませんでした。

それが、今回はスルっと拍子抜けするほどあっさり、飲もという気も起きていないので、不思議なものです。

主食食べない→ビール飲まない→お酒飲まない

勝因は糖質制限にあると思います。

ここ3ヶ月は、晩飯に糖質を取れないので、それまで飲んでいたビールをやめて、焼酎とウイスキーに切り替えていました。

水割り炭酸割りですが、ビールと同程度のアルコールは摂取していたと思います。

その1ヶ月前(つまり、4ヶ月前)から、1ヶ月間は、おかずとビールだけ飲んで、ご飯を控えるという生活を送りました。

これは余裕です。むしろ、ビールが進むのでご飯なんかいらない感じです。

1ヶ月ほどして、これは行ける。と自信がついたので、ビールも禁止にしました。最初は、甘いモノが欲しくなったりする禁断症状がありましたが、すぐに収まりました。

そして、3ヶ月後、お酒すらも飲まなくしたところ、上手く言ったという次第です。

つまり、主食をやめてビールのみ→ビールをやめてアルコールのみ→アルコール止めるという段階を踏んだのが良かったのだと思います。

毎日お酒を飲みたくなるのは、アルコール依存症だというふうに言われることが多いので、「自分はアルコール依存症なんだろう」と思っていたのですが、どうやら「糖質依存症」だったようです。

晩飯に糖質をとらなくしただけですが、日中の仕事中にも変化がありました。

以前は、毎日おやつを食べていたのですが(そりゃふとる)、最近では全くなくなりました。

これも、糖質制限の隠れた効果だと思います。

現代人は、糖質中毒

糖質制限中にコンビニに入るとビックリします。

店中が糖質だらけなのです。糖質の少ない食品を探すのが大変です。

飲食店のメニューでもメインは炭水化物系です。

現代社会は、糖質によって成り立っていると行っても過言ではありません。

米、麦、砂糖などの糖質を安定して大量に供給可能になったことで、70億という人口を維持できるようになったのでしょう。

それ自体、偉大な人類に進化の一端だと思いますが、副作用として先進国では肥満の問題が深刻化してるのですね。

と言っても、タンパク質を炭水化物レベルまで安定供給するのは難しいと思いますので、根本解決する手段はないのでしょう。

糖質制限しても生きていけるほど余裕のある国に生まれたということはありがたいことだと思いました。