セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

マーブルワーズ

なぜ「マインドマップ」という思考法を多くの人が活用しないのか

まず、この記事はある程度マインドマップというものに関して、知識がある方前提です。とは言え難しいものではないので、下の記事を読んでもらえれば十分です。

なぜ「マインドマップ」という思考法を多くの人に活用してほしいのか

マインドマップには致命的な構造上の欠陥があります。

のっけから喧嘩腰ですが、逆に言うと、致命的な欠陥を補ってあまりある素晴らしさを持っているため、世界中にファンが多いのだと思います。

しかし、僕は挫折しました。というより、もっと良い方法を思いついたので、そちらに切り替えてしまいました。

脳は「連想ゲーム」

まず、脳が思考するという行為を自分なりに分析すると、「連想ゲーム」ということになると思います。

普段私たちは、次から次へと取り留めもなく新しいことを考えていくわけですが、その時に「AならばB」「BならばC」というふうに関連付いた事柄をたどりながら思索しています。

誰かと会話が盛り上がって、次々を話題が変わっていき、ふと気づいたら「もともと何の話をしていたんだっけ?」と顔を見合わせるという経験が、皆さんにもあると思います。

それが、思考の連想ゲームです。実験してみましょう。

りんご→赤い→おさるのお尻→サル山→上野動物園→パンダ→
コアラ→コアラのマーチ→チョコ→ポッキー→おやつ→3時→御八つ→
江戸時代→一日二食→空腹→立腹→怒り→ランボー→スタローン→ロッキー→

これは、僕が実際に「りんご」から初めて、適当に連想で思いついたことを並べただけです。ほぼ休みなく一気にダダダーっと出来ました。やろうと思えば、延々と続けられそうな気がします。(;^ω^)

このように、人間の脳は、連想に対して非常に強い力を持っていると思われます。

これに対して、マインドマップは、ツリー構造をしています。テーマを幹として大きな木を描くように描いていくのが基本となっています。

ツリーは「幹」と「枝」が必要なので、大から小へ「ブレイクダウン」していく性質があります。片や連想ゲームは、グラフ構造です。様々な言葉やイメージが、それぞれ独立して何本もの線でつながっているイメージです。

脳はブレイクダウンなんてしません。どちらかと言うと、ボトムアップで取り留めもなく湧いてきた言葉を書き留めているうちに「これとこればグループになるな」という感じで、カテゴライズされていくイメージです。

このため、頭のなかのイメージをマインドマップ化するためには、グラフ構造のデータを整理し、カテゴライズしてツリーの形に整頓して上げる必要があるのです。

ある程度、頭の良い人であれば、脳内のバッファに展開した情報をツリーの形に変換してアウトプットすることもできるのだと思いますが、鳥頭を自認する自分ぐらいになると、書き始める前に最初の方のことは忘れてしまいます。(^_^;

冒頭の記事でもそうですが、マインドマップは「絵のように描く」ことが推奨されています。これもハードルが高いです。右脳を刺激してアイディアを出しやすくする効果があるそうですが、折角出てきたアイディアも、シコシコ塗っているうちに忘れそうです。(^_^;

マインドマップを誰でも活用できるように

さて、このような問題点があるマインドマップですが、ちょっとした工夫で誰にでも使いやすい思考補助ツールになります。

やり方は、簡単で、ツリー形式をやめるだけです。

真ん中にテーマを書き、その"テーマとは線を繋がずに"関連するワードを周囲に散りばめていきます。

そして、ワード同士の関連が強いようであれば近くに書き、ワード同士を線でつなぎます。

こんな感じです。

こうすることで、マインドマップはツリーの呪縛から解き放たれもっと自由になります。

詳しくは、昔に書いた*1記事がありますので、参考までに。なんか、「マインドマップ2.0」と言っているのは当時Web2.0が流行っていたからです。あまり気にしないでください。(^_^;

セカイノカタチ » マインドマップ2.0実践編

連想ゲームのように次々生まれては消えるアイディアのキラメキを0.000001秒でも早く固定化しなければなりません。

そのために、少しでもシンプルにするべきです。

そのうえで、マインドマップの良い部分は残してあります。自由な発想を刺激して、考えをより前に進めることができます。

俺流マインドマップをみんなの手に

2008年ぐらいから愛用している俺流マインドマップ*2ですが、この度、ツール化しました!(これが言いたかった)

3dmind

こちらのツールは、Web上のサービスとして実装してあります。すぐに始められて簡単な操作で扱えると思います。

一応、開発はオープンソースで行っているので、こちらも良ければご協力ください。

https://github.com/applicativejp/three-d-mind

*1:なんと2008年!

*2:正式名称ありません。マインドマップ2.0、マインドグラフ、マインドネットぐらいか・・