第2期第16回H本読書会を開催しました。
前回に引き続き、第11章「ファンクターからアプリカティブファンクターへ」を途中まで読みました。
だんだん内容が辛くなっていくなか、毎回新規で来てくださる方がいらっしゃるので、とてもありがたいです。(__)ヘヘー
H本読書会とは?
- 作者: Miran Lipovaca
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: Kindle版
- 購入: 4人 クリック: 9回
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こちらの本を輪読する読書会です。
Haskellを覚えると色々楽しいことがあるんじゃないかと始めた読書会で、Haskellに関する本を少しずつ読んでいくという工夫のないスタイルが売りです。(汗
Haskell入門コーナー
Haskell入門コーナーでは、「Haskellの圏における射はなんですか?」という、ハイブローな質問が飛んできました。(^^;
とりあえず、Wikipediaを眺めてみましたが、解決になったかは謎です。
とはいえ、Haskellと圏論は切っても切れない仲なので、勉強してみるのも悪く無いと思います。
Youtubeに圏論勉強会の動画がアップされているのでお勧めです。
第11章「ファンクターからアプリカティブファンクターへ」つづき
ファンクター則についての説明を読みました。
第1法則 fmap id == id
第2法則 fmap (f.g) == (fmap f . fmap g)
これらの法則は、fmapは、与えられたFunctorのインスタンスとなるオブジェクトの中身に対して操作をしないということを指しています。
中身への操作はあくまで、fやgが行うということですね。
このことが保証されていることで、ファンクターに対する文脈の操作と中身の操作を分離することができ、柔軟性が確保されるということでした。
つづいて、アプリカティブファンクターの説明を読みました。
ファンクターに包まれた関数を同じくファンクターに包まれた値に直接適用できるという便利機能です。
カリー化やら何やらで難しい面もあるのですが、剥いて適用して被せるという動作をショートカットできるので、凄く嬉しいです。
次回、第17回 「第11章 ファンクターからアプリカティブファンクターへ」続き
次回。ファンクターとアプリカティブファンクターの続きです。
次回は、7/22に開催です。
これから始めたいと言う人も、是非ご参加ください。
第17回。よろしくお願いします。(__)