セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

マーブルワーズ

フリップフラッパーズが面白かった(アニメ感想文)

フリップフラッパーズというアニメが、アマゾンプライムビデオに出現したので観てみました。

本放送時、チラッと観た感じつまらなそうだったので、1話でやめてしまったのですが、我慢して観続けると面白くなるタイプのアニメでした。

多分、3,4話目ぐらいまでは、退屈で観るのが辛いです。

その後、伏線が伏線を呼び、話が展開しだすと面白くなって止まらない感じになります。

ネタバレしない程度に雑に話をまとめると、主人公の少女(中2)と謎の少女(天然系)が出会い、ピュアイリュージョンと呼ばれる謎の異世界と行ったり来たりして話が展開します。ピュアイリュージョンは、色々な風味(?)を持った幻想的な世界で「夢の中の世界」的なデタラメさとサイケデリックさを持っていて、不思議な感じの所です。

ピュアイリュージョンに行くには、何故か少女二人の気持ちが一つになる必要があって、偶然一つになった瞬間に転送され、なんやかんやあって主人公が何かに覚醒してピカーっとなってピンチを救って一話が終わります。

どうです?

つまらなそうでしょ? ^^;

このアニメの凄さは、ピュアイリュージョンの世界観にあります。

毎回、様々なコンセプトの異世界に転送されるわけですが、それぞれ違った世界観を持っており、どこか夢で見たような世界でありながらサイケデリックでエキセントリック(?)です。

「え、これ使い捨てなの?」と、もったいなくなるような、世界が惜しげもなくドバドバ投入されて、作品に凄みを出しています。物量戦です。「美術監督死んだだろうな」と心配になるほど、何かが画面からにじみ出てきます。

そして、そのキラキラ・グネグネ・ピカピカした世界がこれでもかってぐらいグリグリ動くので、それはそれでまた凄いのですが「アニメーターも死んだな」と心配になります。

さらには、後半になって展開された物語が収束し始めると、様々な謎が解明されていき、「え?そうなの?」「そこそうなってるの?」「えええ!」みたいな驚きの連続で目が離せなくなります。ストーリーの網目が細かく織り込まれており、良く練ってあります。こちらも物量を使って丁寧に作られた感じが伝わります。

つまり、素直な感想を言えば「お金かかってそう」なんですが、名も無き深夜アニメであることを考えるとスタッフ全員死んだのでしょう。ご冥福をお祈りします。

これほどの作品が、ノーマークで歴史の波に飲まれ消えていくのかと思うと、アニメ界の奥深さと底知れぬ闇の深さに戦慄を覚えます。

ちなみに僕は、プリキュアを観たことがないのですが、見た目プリキュアっぽいです。多分。

項目 評価
世界観 ☆☆☆☆☆
作画 ☆☆☆☆☆
ストーリー ☆☆☆☆
じわじわ ☆☆☆☆☆
心配 ☆☆☆☆☆