あけましておめでとうございます。
毎年、年の始に一年の抱負を立てるのですが、今年は「全弾撃ち尽くす」にしました。
本当は、語呂が良い四文字熟語とかが良いかと思ったのですが、イマイチしっくりするものがなくて、語呂が悪いし、何言ってるかわからないかと思いますが、これにしました。
ちなみに、去年の抱負は「大義を成す」でした。
果たして、大義を成すことができたかというと疑問しかありませんが、CHANGE(チェンジ)という太陽光発電設備を1ワット単位で購入できるサイトを無事オープンすることができました。
再生可能エネルギーには、胡散臭いイメージが付きまといがちですが、自分なりに色々調べた結果、日本や人類や地球の未来には、欠かせないピースであると確信したため、自身の大義として邁進してきましたし、今後も全力を投じたいと思っています。
全弾撃ち尽くすとは
リンクの記事を遡ると、2006年から11年分の抱負が書いてあるのですが、2009年の抱負「もったいぶるな」に近い意味を持ちます。
今までの人生を振り返ってみると、どちらかというとインプットを多くしていたような気がしていて、なるべくアウトプットを増やしたいと思っているのですが、いかんせん勉強や情報収集、技術力の向上などに多くの時間を費やしてしまいがちです。
勉強や自己投資というのは、悪いことではないのですが、甘美な媚薬のようなもので、「将来の可能性を広げる」というお題目のものと、いたずらに時間を消費してしまうという側面があります。そして、インプットを続けている限り、大きく失敗することが無いため、無意識のうちに安全地帯として逃げ込んでしまうという危険性も孕んでいるのです。
僕は、現在41歳。3月で42歳となるわけですが、このままだとインプットしただけで時間を浪費し、お爺さんになってしまいそうです。
今年の目標は、「とにかくアウトプットすること」です。
今年の終わりに一年を振り返ってみて、「全部出し尽くしたなあ」と思えるように頑張りたいと思います。
余談
本当は、もっと語呂の良い言葉があれば良いのですが、類義語辞典を駆使しても、良さげな言葉が見当たりませんでした。
どうやら「使い果たす」とか「撃ち尽くす」という言葉には、ネガティブなイメージが付きまとうようで、良いイメージを連想させるような言い回しがそもそも存在しないという・・・。
これは、日本(外国もかな?)という文化において、散財するとか、放蕩するような、「すべてを使い切る」という行為自体が、どんなものであれ「悪いこと」として認識されてきた歴史があるのでしょう。
実際には、過度に貯めておいても仕方のない物というものもあって、日本は貯蓄額が世界でも抜きん出て多いなんていわれます。日本の伝統的な価値観では、これは「美徳」とされる生き方なのでしょうが、現代の経済学では、「みんなが貧乏を嫌がって貯蓄をした結果、みんな貧乏になる」というような、社会的損失となっていたりします。
文化というのは、実は概念に名前がついていないことによる「偏り」がきっかけになったりするものなので、「全てを残らず使い尽くす」という概念に対して良い言葉を当ててあげれば、案外状況が好転するかもしれません。
良い名前を思いついたらここに書いてみたいと思います。
それでは、今年一年よろしくお願いいたします。
追記
書き初めの字が間違っていました。^^;
セネシオ (id:cenecio)さん、ご指摘ありがとうございます!
改めまして、甚だ粗忽者ではありますが、本年もよろしくお願いいたします。(__)