セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

Ubuntu 14.10でJenkinsが壊れる

先日、なんとなく会社のサーバーをUbuntu14.10にアップグレードしたのですが、いろいろハマりました。

そのひとつに「Jenkinsが起動しなくなる」。というものがあります。

原因

Ubuntu13.10では、apt-getでパッケージをインストールしていたのですが、パッケージが無くなったようです。

これ、Ubuntuをアップグレードすると良くあるのですが、事前に調べる方法ないんですかね?

とにかく動かなくなりました。

調べると、Jenkinsの公式がパッケージを出していて、「今後こちらを使え」的な事と理解しました。

しかし、現時点でJenkins公式のパッケージは、14.10に対応してないようです(泣き)。

対応

apt-getでtomcat7を入れて、jenkins.warを公式から取ってきてインストールしました。

ruby metrics plugin

しかし、最新のJenkinsを入れると、「ruby metrics plugin」が動きません(泣き)。

こちらは、調べると、「Rake plugin」が1.7.8 -> 1.8.0の時に互換性が無くなったようです。

Rake plugin 1.7.8を取ってきて、個別にインストールすれば(一見)動いたように見えます。

しかし、「Publish Rcov Report」は、今度はJenkins側のディレクトリ構造に非互換の変更が入っているようで、動きません(泣き)。

なお、ruby metrics pluginは、2年前から更新されていないようなので、対応は絶望的かも。

パッチがGistで公開されていたので、自分でビルドしようかと思ったのですが、今度は依存しているRake pluginのjarがMaven centralに入っていなくて心折れました。どちらにせよ、Jenkinsのディレクトリ変更対応は自分でやんなきゃいけないし。