地頭という言葉には出典がある。
多分これだ。
- 作者: 細谷功
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
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10年以上前に話題になって会社の誰かが買ってきたので、読んでみた記憶がある。
その頃は、「へー。そうかもしれないね」ぐらいに思っていたが、10年の時を経てすっかり独り歩きしている感がある。
自分の所感だと、「地頭がいい」とか「地頭力がある」なんて言葉を気軽に使う人は地頭があまり良くないか、少なくとも回りから良くないと思われる危険性があるから気をつけたほうが良い。
元ネタにも書いてあるけど、採用基準に「地頭力」なんて公言してしまうのは、あまりにも頭が悪い発言としかいいようがないだろう。
恐らく、「なんでもすぐに勘所を抑えて、楽に業務に溶け込んでパフォーマンスを出せる人」ぐらいの意味だと思うが、それはつまりカードゲームでいうところの「ジョーカーやワイルドカードが欲しい」と言っていることに等しく、何も考えてないに等しい。つまり地頭ゼロな回答だ。
面接官がこんな事を言うようなら、その会社に「不合格」を突きつけてやったら良いと思う。