セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

マーブルワーズ

セカイノカタチ

私達は、世界の物語性に強く惹かれる生き物だ

世界は物語に満ちている!人生は筋書きのないドラマだ! 今回のエントリーで扱う「物語」という言葉は、物事が連続して起こったときにそれらの間に関連性を見出し、一連の物語を形成することを指しています。典型的には、おとぎ話や小説などの一般的な意味で…

「信じる」のはそれが定かじゃないから

信仰についてです。 信仰というのは、その核に「信じる」という行為があります。それは、核というよりも存在の定義そのものと言ってもよく、魚屋が魚を売るように、宗教は信仰を売ります。 信仰には未知が必要です。 魚屋が魚を売ることを「信じる」必要は無…

昔、知恵と知力が分かれているゲームがあった

hobbyjapan.co.jp 昔、ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(D&D)というゲームがありまして(今もあるんですが)、どんなゲームかというと、ボードゲームのように卓上を囲い、プレイヤーと司会者(ゲームマスター: GM)が会話をしながら、各自が役になり切って、モ…

子供とはなにか

先日のブログの記事で、40代の孤独について書いたのですが、反響が大きくて驚いています。その中で、孤独を回避する方法として「子供」と「瞑想」と書いたのですが、そのことで様々な意見をいただきました。中でも「子供」に関しての意見が多く見られたの…

「独身40代の孤独」の正体とは

anond.hatelabo.jp 1週間ぐらい前の増田(アノニマス・ダイアリーの略)で、こんなネタが上がっており、はてブ1000件に届きそうな勢いです(2018/9/4現在)。 自分も結婚はしていますが、40代なので、「みんな孤独なんだなあ」と思いながら適当にコメントしてス…

"Simple"と"Easy"は相反する

「EasyでなくSimpleを求めよ」とは、最近(特にプログラミングの世界で)よく言われることですが、EasyとSimpleは、似ているようで違う概念です。 日本語だと、「簡単」と「単純」と訳すのが妥当でしょうか? 日本語でも、似たような響きの言葉になります。 そ…

瞑想とは「私」をデタッチする試みです

一口に瞑想といっても種類がいっぱいありますので、ここではマインドフルネス瞑想やウィパッサナー瞑想のことを指して単に瞑想と呼びます。 通常、私たちは、自己との強い同一性を保っています。「自分は自分である」と認識していて、自分の体を自由に動かす…

親鸞『西方指南抄』に浄土真宗の真価を見る(読書感想文)

親鸞『西方指南抄』現代語訳作者: 新井俊一出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2016/07/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 親鸞『西方指南抄』を読みました。 我が家のお墓は浄土真宗大谷派です。浄土真宗の開祖は親鸞聖人で、師匠である法然上人の…

プログラミング教育より大切なことなんて無い

こんにちは。 タイトルは、流石に大袈裟ですね。 こちらの記事を読んでの感想文と、プログラミング教育に対する僕の気持ちです。 www.moneypost.jp 子供のときから単にプログラミングが書けること自体にはあまり価値はありません。IT関係の仕事で価値がある…

無我とは

私たちの目は、放っておいても物を見ようとします。目をつぶれば何も見えなくなりますが、これは逆にいうと「まぶたで光を遮断しなければ、目からの信号をシャットアウトする方法がない」という事を指しています。目をつぶっていても、目は光の感覚を脳に届…

慈悲とは

仏教が目標とする、二大要素は、「涅槃」と「慈悲」です。 輪廻や業や苦や無常や無我というのは、目標に対する世界観(というより世界そのものではありますが)を説明しているにすぎず、能動的に行う行動指針としては、涅槃と慈悲の2つになります。 涅槃につい…

涅槃とは

ブッダの説く、仏教の最終到達地点は、涅槃と呼ばれます。 私たちは、涅槃に至ることで「至上の楽を得る」とされています。 涅槃は何処にあるのかというと、私たちの心の中にあります。 俗に言う「天国」のように、この世界もしくは平行世界の何処かにあって…

輪廻と業

今から、輪廻と業について説明しますが、すごくあたりまえのことを書きます。 「なんだ、そんなのあたりまえじゃないか」と思っていただけたら幸いですが、大切なことなのです。 世界はとてもシンプルです。 シンプルすぎて気づかないのです。 輪廻と業につ…

属人性のジレンマについて

先日、ツイッターで見かけた話題に対してちょっとコメントしたのですが、属人性にはジレンマがあります。 シリコンバレーが3000〜4000万払ってでも優秀な人材を世界中から集めているのは、属人化を廃するより優秀な人材を属人的に使う方が競争力が高まるから…

写経はじめました

さて、お習字の一環として、写経をはじめました。 プログラミングの世界では、本の例題やサイトのコードサンプルを手元で入力して試してみることを「写経」などと呼んでいて、新米のプログラマーのみならず、ベテランであっても新しいプログラミン言語を覚え…

「思考は現実化する」がPrime readingでプライム会員読み放題になってる!?!?

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき作者: ナポレオン・ヒル出版社/メーカー: きこ書房発売日: 2015/01/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る ぐはっ(死)。 昨年末にKindle版買ってしまった・・・。 まあ、例え現在無料で読めた…

輪廻と業は単なる物理現象とその影響の事だった

輪廻とか業という言葉は仏教用語なのですが、理解が難しい概念のひとつ(ふたつ)です。 これらの概念について、自分なりに凄くシンプルな解を見たので、書きたいと思います。 というか、タイトルのとおりなのですが、色々難しく考えずに、輪廻も業も「単に物…

主観と自我、瞑想についての質問をいただきました

qtamaki.hatenablog.com 先日のこちらのエントリーですが、 id:naisei さんから、質問をいただきました。 とても良い質問で、考えさせられますし、元エントリーにて、説明が足りなかった部分を補えると思いますので、追加のエントリーを起こしたいと思います…

あなたは、自分が「客観的」だと思いますか?

Q. あなたは、自分が「客観的」だと思いますか? 突然質問で始まりましたが、前回のエントリーの後半が、主観と客観の話になりましたので、今回は、「客観性」についての考察を書きたいと思います。冒頭の質問に関しても、ある程度の回答になると思います。 …

魂に頼らない生き方

魂とは何でしょうか?生命とは?私達の存在にはどういう意味があるのでしょうか? 生命とは、「生物と無生物のあいだ」の定義を借りると「動的平衡状態」です。 qtamaki.hatenablog.com つまり、ある一時期、外部から構成要素を取り込み、排出する。この行動…

2018年の抱負 全弾撃ち尽くす

あけましておめでとうございます。 毎年、年の始に一年の抱負を立てるのですが、今年は「全弾撃ち尽くす」にしました。 本当は、語呂が良い四文字熟語とかが良いかと思ったのですが、イマイチしっくりするものがなくて、語呂が悪いし、何言ってるかわからな…

私たちの「脳」も体積・密度の制約を受けている

qtamaki.hatenablog.com 以前に、情報は必ず密度を持つというエントリーを書いたのですが、更にいうと、私たちの「脳」、つまり、精神や記憶に関しても、同じ制約から逃れることはできません。 私たちの脳が、物理現象から完全に切り離された、精神世界だけ…

人を構成するもの

人は、そして人の心は、何から出来ているのでしょうか? 人をいうものは、独立して行動する複雑な生命体ですが、それを構成するものを全て挙げることは難しくはありません。 両親 母体(点滴、輸血、臓器移植) 食べ物・飲み物 代謝 五感(聴覚, 嗅覚, 味覚, 触…

「生物と無生物のあいだ」なんてなかった(読書感想文)

さて、読書感想文です。 なんとなく買ってみたこの本、面白かったです。 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,487回この商品を含むブログ (1111件) を見る …

仏教思想のゼロポイントを読んだ(読書感想文)

仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―作者: 魚川祐司出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/10/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る さて、この本は、有り体に言えば、仏教(特に初期仏教)の基本構造について述べてる本で、開教当初の仏教が…

ネガティブリスクとポジティブリスク

www.asahi.com この世の選択肢というのは、常に2つのリスクにさらされています。 近年、僕が難しい問題だと感じているのは、「痴漢冤罪」のリスクです。 皆さん御存知の通り、「痴漢」というのは卑劣な犯罪行為です。これに対しては、断固たる措置をとる必…

仏教徒にはならないよ!

qtamaki.hatenablog.com こういうエントリーですので、「お、タマニチェンコはついに仏教徒になるのか?」と思われる方も多いかもしれません。 一応書いておきますと、僕自身の目的はあくまで「セカイノカタチの探求」にあります。 また、以前のエントリーで…

正義なんて存在しない理由("これからの「正義」の話をしよう"読書感想文)

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/05/22メディア: 単行本購入: 483人 クリック: 15,840回この商品を含むブログ (582件) を見る 読書感…

情報には質量があり密度がある

qtamaki.hatenablog.com さて、こちらのエントリーでチラッと触れましたが、「情報」とはそれ自体がエネルギーを持つ「物理現象」です。 上記エントリーは長いので、一言でおさらいすると、「情報はエネルギーを持ち、物理現象と区別がつかない。2つは同じ…

矛盾を受け入れる

世の中は、矛盾や齟齬、ダブルスタンダードといった事象で満ちています。 今日言いたいことを一言で言うと、「矛盾に目くじらを立てるのをやめるとハッピーになれるよ!」です。 それでは行ってみたいと思います。 矛盾とは何か? そもそも矛盾とは何でしょ…