この記事を最初に書いたのが、2015年ですが、それ以降継続的に以下の方法を実践しており、その間虫歯はゼロです。半年ぐらい置きに歯の詰め物が取れるので付け直しに歯医者に行きますが、毎回「よく磨けてますね」と歯医者さんのお墨付きを頂いております。
歯磨きなんで30秒以下なんですけど。。。
ということで、虫歯と歯周病を完全にシャットアウトするための必勝法として、改めましてお勧めします!!
歯を失いたくない方、もう虫歯で歯医者に行くのが嫌な方は、ぜひ実践してみてください!損はさせません!!
※ 2015年に書いた内容を現在の状況と方法に合わせて加筆訂正させていただいております。
まえがき
歯磨きについて、8年以上、以下に挙げた3つの方法を試しています。
それが、凄くいい感じに上手く行っているので、ここで詳細をまとめてみたいと思います。
歯磨きというのは、口腔内の原因菌との戦いにほかなりません。菌との戦いにおいては、物理・化学・細菌とそれぞれの特性に合わせた複合的な攻撃が有効です。
- 物理兵器:歯ブラシ・歯間ブラシ
- 化学兵器:重曹
- 細菌兵器:新ビオフェルミンS錠
これらの攻撃兵器の詳細を説明していきます。
物理兵器:歯ブラシ
歯ブラシは、物理的に食べ物のカスを除去するための物理兵器です。口腔ケアというとこの歯ブラシによる歯磨きが真っ先に思い浮かぶと思います。歯医者さんでも盛んに歯磨きの重要性について説明を受けると思います。
とはいえ、歯磨きは、確かに強力な原因菌の撃退手段となりますが、今回上げる3つの攻撃手段の一つに過ぎません。ここで上げる攻撃手段は、どれか一つ欠けても不十分なのです。すべて揃えることで、強力な効果を発揮します。歯磨きだけに頼らず、3つの方法を複合的に実践するようにしてください。
歯磨きだけに頼らないことによって、逆に歯磨きは楽になります。食後3分以内に3分以上3回というのが、基本と教えられましたが、歯磨き時間は 30秒 で構いません。食前でも食後でも、何回でも構いません。
そのかわり、歯垢が発生している感じがあったら、ためらわずにすぐに磨いてください。
「1日3回」とか「食後」とかにこだわって、歯磨きタイミングを逃すのは恐ろしいことです。
歯と唇の間を舌で舐めてみると、シブみというかエグみというか、変な味がすることがあります。
そんな時は、歯垢が発生していると思われますので、可及的速やかに磨くようにしましょう。
磨きたい時に磨きたいだけ磨く。
これが何よりも大事です。
そのために、市販の歯磨き粉を使ってはいけません。
なぜなら、歯磨き粉に入っているミントがスーハーするので、食前に歯磨きできなくなるからです。
歯磨き粉の「味」が無ければ、本当にいつでもなんの気兼ねもなく磨けます。
僕は、歯磨き粉は「付けない」か、次に挙げる「重曹」を使っています。
あと、歯医者でしつこく言われると思いますが、歯間ブラシを使いましょう。
歯の間の歯垢やゴミは、歯ブラシじゃ取れないので歯間ブラシは何よりも大事です。こちらも丁寧にする必要はありません。雑に素早くやりましょう。
僕は、奥歯は歯間ブラシ、下の前歯はブラシが入らないので糸ようじを使ってます。
化学兵器:重曹
口の中は、アルカリ性が望ましいようです。
日常生活に存在する安全なアルカリ性製品といえば「重曹」です。
これさえあれば、酸性に傾いた口の中を強制的にアルカリ性に持っていけます。
重曹は、ミュータンス菌の繁殖を抑える化学兵器です。
使い方は、歯ブラシの先にちょっと付けて磨くか、うがい用のコップに耳かき1杯分ほど入れて溶かすと良いです。僕は、面倒なので醤油差しに重曹と水を入れて溶かした重曹水を作って「ちゃーっ」とコップの水に注ぐことで簡単にうがい水を作っています。
化学反応で菌が死ぬのか、歯磨き時間が圧倒的に短くても効果があります(30秒とか)。
口の中をサラサラスベスベに維持できる時間が圧倒的に長くなります。口腔内に歯垢がたまらず、舌の苔も発生しません。舌磨きは不要になります。
これのお陰かは判りませんが、1年ぐらい歯の詰め物が取れた状態でも虫歯が進行しませんでした(歯の詰め物はすぐに付け直してもらいましょう)。
あと、僕は歯の詰め物が取れやすい(歯ぎしり?)ので、よく歯医者さんに行くのですが毎回「よく磨けてますね」と褒められます。超適当に磨いているにもかかわらず。(^^;
値段が安いのも魅力で、スーパーで1kg入りを買えば恐らく一生使えます。(^^;
歯磨き以外にも、掃除に使うとカビや垢がよく落ちます(というかこっちが本来の使いみち?)ので買って損はないです。
細菌兵器:新ビオフェルミンS錠
そして、最終兵器が新ビオフェルミンS錠です。
乳酸菌の薬なら何でも良いっぽいですが、これは歯周病菌と戦わせる細菌兵器となります。
口の中には、細菌の生態系ができています。
その中で頂点に君臨しているのがミュータンス菌です(適当)。
ここに乳酸菌をぶつけるわけです。
口の中は狭いので、必然的に得られる栄養や住処となる場所は限られています。
つまり、口の中に存在しうる菌の総量というのには限度があるわけです。
いつもは、口の中を我がもの顔で牛耳っているミュータンス菌も、別の菌が繁殖すれば、栄養や居場所を奪われてシェアを落とすはずです。
そこで、ビフィズス菌や乳酸菌の塊である新ビオフェルミンS錠の出番となるわけです。
使い方は、新ビオフェルミンS錠を口の中で舐めながら溶かすだけです。
実際に半年以上続けていますが、歯磨きする度に出血していた状態から、全く症状がない状態まで回復しました(その後、更に継続して4年以上続けています。頻度は、週に1回ぐらいで十分となっています)。
歯と歯肉の密着度も以前より明らかに向上していると思います。
以前にブログにも書きましたが、重曹歯磨きは1年以上前(2年以上かも?)から始めていて、歯垢はほぼつかない状態で、虫歯も全く進行しない状況まで持って行けたのですが、歯周病には殆ど効果がありませんでした。
恐らく歯周ポケットの奥までは重曹が届かないし、少しでも生き残れば居心地の良い住処ですぐに繁殖し直すことができるのだと思います。
毎日歯間ブラシで歯ブラシすれば少しは回復するのですが、定期的に右上か左上の全ての歯肉から出血するほどの腫れが発生したり、奥歯の奥の歯茎が常に腫れた状態が続いており、「これはアカンかも知れんね」と諦めかけていました。
それが、今では嘘のように健康な状態を維持できています。
細菌の力って凄い。
まとめると
口腔ケア対策は以下のようにまとめられます。
- 歯磨きはこまめに雑に回数を多く。歯磨き粉は使わない
- 歯間ブラシを使う
- 重曹を付けて歯磨き、もしくは重曹水でうがいする
- 新ビオフェルミンS錠を舐める
僕の場合、開始時点が相当酷く、抜歯まで待ったなしの状態だったので、当初は、毎日こまめに歯ブラシして、歯間ブラシもして、重曹で磨いて、毎日3~5錠ほど新ビオフェルミンS錠を舐めていました。
症状が落ち着いてくると、歯垢の発生も少なくなるし、歯肉の腫れも引いてくるので、朝晩の歯ブラシ+重曹と気が向いた時に新ビオフェルミンS錠を舐めてるだけで、調子を維持できています。
実は、もともと歯磨きに手間を掛けたくないが為に始めたことなので、今の状態には非常に満足しています。
もし、僕と同じように苦しんでいる人がいるならば、是非参考にして欲しいと思います。