セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

「SF史上最悪のパラドックスを描く小説『リライト』」とやらを読んでみた(読書感想文)

下記のブログ記事を見て、Kindle版をポチりました。

www.dokusyo-geek-ki.com

正直タイトルは、盛りすぎかな。

途中混乱するけど、細かいトリックが仕掛けられてる感じがしなかったので、さくさく斜め読み。

落ちは、確かに「ええ!?そうなん?」てなるけど、SF史上最悪てことはない。

と言っても、SFに詳しくないので、この程度で最悪って事態もありえるかもしれないけれど、それはそれで最悪な事態ではないかと思う。

タイムパラドックスというのは、確実に矛盾をはらむ。

学術的な論文であれば、「タイムリープが存在すると仮定する・・・矛盾したので、故にタイムリープは存在しない。証明終わり」となるだけの話しであるが、それでもあえて挑戦せずに入られない魅力があるのだと思う。

僕は、物語の「作り物感」がどうしても苦手で、フィクションというジャンルをほとんど読まないのだけど、これは短かったこともあり最後まで読むことができた。

しかし、タイムパラドックスにタイムパラドックスを重ねていき、「存在自体が矛盾しないように歴史がそれを排除しようとする力が働く」とか「存在自体が矛盾しているので、時空の狭間に落ちる」とか言うのは、本末転倒すぎる話だ。

本末を戻すのであれば、「存在自体が矛盾するのでタイムリープは起こらない」で一件落着だろう。

そうすると、小説の題材がなくなるので、小説を書く必要がなくなって、矛盾に悩むこともなくなる。

考えなくても良いことは考えない。

我々には、考えなくてないけないことが山ほどあるのだから。

リライト

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