- 作者: ナポレオン・ヒル
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: Kindle版
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ぐはっ(死)。
昨年末にKindle版買ってしまった・・・。
まあ、例え現在無料で読めたとしても、それでもお金を払っても惜しくないぐらいの名著です。
どんな本かというと、思考が現実化することについて書かれた本です(そのまんま)。
私達の人生は全て「思考(想像)する→現実化する」のサイクルによって成り立っています。
もちろん、思考しなくても現実化すること(良いこと)や、現実化してしまうこと(悪いこと)もありますが、基本的には自分の人生は自分で切り開くものです。
「夢しか実現しない」
この言葉は、別の人の言葉なのですが、人生においていかなるときも「夢」しか実現しません。
それは、夢に見なかったことが実現しても、「夢がかなった」とは言わないからです。^^;
野球選手になりたかった人が、弁護士になっても夢がかなったとは言いませんが、弁護士になりたかった人が弁護士になれば、「夢がなかった」といいます。
つまり、「夢しか実現しない」のです。
・・・。
完全に詭弁ですが、大切なことです。
夢じゃない → ???
デタラメに走っても目的地には辿り着かない
人生において、目的地があるということは、非常に重要なことです。
ただ漠然と生きているだけでは、目的地には辿り着けません。目的地が無いからです。
これも詭弁のようですが、大切なことです。
今日、西に1km進んだとしても、明日東に1km進んでしまうと元の地点に戻ってしまいます。
今日も明日も西に進めるのは、目的地が西にあるからです。
目的なく彷徨うだけでは、目的地には永遠に辿り着けませんが、目的地があれば、たどり着ける可能性はゼロではなくなります。
目的地あり → そちらに向かう
より具体的にはっきりとした場所を目指す
目的地が定まれば、そちらへ向かって進む原動力を得るため、目的なく彷徨っているよりも遥かにマシですが、目的地が具体的であればあるほど、集中して取り組むことができるため、たどり着ける可能性が高くなります。
「お金持ちになりたい」とか「幸せになりたい」という目標は、ふわふわとしていて、力を一点に集中できないのです。
例えば、「お金持ちになりたい」を「年収の高い企業に就職して1千万以上の年俸を貰う」に置き換えれば、叶う可能性はぐっと高まります。
更に言えば、「年収 上位 企業」ぐらいでネット検索して、具体的な企業名をターゲットにすれば、叶ったも同然でしょう。
自分が自然と熱意を持てる目標を探す
具体的な目標を決めた時に、そこに自然と熱意が湧くような目標であれば、叶う可能性は更に上がります。
目標を決めた時に、自分の中に熱意が湧いているか確認すると良いでしょう。
先の例で言えば、高収入な企業ランキングを見て、一番興味が持てそうな会社を目標に定めるとかです。
もしくは、この過程でお金以外のターゲットが見つかるかもしれません。
お金というのは、究極の汎用性であり、究極の手段でありますので、「目的」に定めようとするとジレンマが発生しやすいものの一つです。
つまり、「お金が欲しい」の裏には、必ず「目的」が隠されているのです。
順当に考えると「何かが欲しい→お金で買う→お金がほしい」なので、本当の目的は欲しい「何か」だったりします。
「欲しい"何か"は今は見当たらないけど、欲しくなった時に買える状態でいたい」というのも、もちろん欲求の1つですが、その際に欲しいのは「安心」です。
お金を手に入れるためには、少なくないリスクに身を晒すことになりますので、「安心」のために「危険」に身を晒すという大きなジレンマが存在するわけです。
お金がほしいけど、危険には手を出したくないのでお金が手に入らないか、無理して危険に手を出して「安心」が欲しかったはずなのに「心配」ばかりを大量に抱え込んで不幸せになったりします。
ここまで長々と話して申し訳ないのですが、実は、「お金が欲しい」という目標はオススメできません。
隠された「何か」を手に入れるには遠回りな目標ですし、「安心」が欲しい場合はリスクのジレンマに陥ります。
具体的に熱意を持って進む
目標は、「汎用性のないもの」が、望ましいです。
「お金」や「高学歴」や「高収入・安定収入」は、「本当に欲しいもの」から目を背けて、選択を先延ばしにする手段に過ぎません。
職業であれば、「野球選手」「インテリアデザイナー」「大工」「プロゲーマー」などの具体的、かつ、自分が好きで熱意を持って取り組めるものが良いです。
その他にも、物や賞や体験など、「これが欲しい!」「これをしたい!」と熱意を持って思えるような目標があれば、とても素晴らしいことです。ただし、お金で買えるものは、「何故今お金で買わないのか?」という自問自答をしたほうが良いでしょう。
「海外旅行」であれば、少しお金を出して休暇を取れば叶います。
それに対する代償を払えない目標は叶わないということを意識する必要があります。
「海外旅行」よりも「フィジー10日間の旅」の方が、より具体的で良い目標です。そして、そのためのお金が足りないのであれば、「節約をする」とか「バイトを掛け持ちする」などの、具体的プランを決めて、「月○万円ずつ貯金」などの目標を立てることで叶います。
「何だ、代償を払わないと叶わないのか」と思うかもしれませんが、目標のない死の海を幽霊船のように彷徨うか、目的地を目指してオールを漕ぐのか、という選択はしなければなりません。
ただボーッと毎日を過ごしていれば、いつか何か素敵な出来事が起こって誰かが私を幸せにしてくれる。というのは「シンデレラコンプレックス」といいますが、そんな「買ってない宝くじが当たるのを夢見る」ような幻想に囚われて流されるままに人生を送るというのももったいない話です。
大義は本能
人生の目的地にたどり着くには、代償が必要になります。
どうせ代償を払うのであれば、より大きな満足を得たいものです。
実は、自身の欲求を満たすような目標というのは、叶ったとしても大きな満足が得られません。
特に物欲というのは、手に入れる前には、寝ても覚めても頭から離れないような強烈な焦燥感を感じますが、いざ手に入れてしまうと、案外小さな満足しか得られず物足りなさを覚えます。
この物足りなさを更なる物欲を満たそうとすると、永遠に満たされない餓鬼道に落ちます。
本当に良い目標というのは、利他的な動機を伴うものです。
誰かの為になる商品や、利用者が幸せになるサービスの提供などです。
誰かが喜ぶことによって、大きな満足を得られるというのは、幻想ではなく、本能です。
長い間群れで暮らす中で、育まれた根源的な欲求の一つです。
「誰かのためになりたい」という本能は強烈なもので、歴史を紐解けば、そのために命を掛ける人が、大勢いた事からも明らかです。
僕は、この本能を「野蛮だ」と切り捨てるよりも、乗っかってしまったほうが良いと思います。
目標を「誰かの助けになる」ような事に設定することで、大きな推進力を得ることができるとともに、達成した時の満足感もマシマシになるからです。
そして、社会や人類など、大勢の人々に対する貢献を目標に掲げれば、それは「大義」となり人生を賭した目標になります。
↓
より大きな貢献 = 大義
まとめると
ちょこっと「思考は現実化する」の紹介をしようとしただけなんですが、興奮しすぎて随分長くなってしまいました。
しかも、「思考は現実化する」に書いてあることとは、直接関係がありません。^^;
僕なりにエッセンスを抜き出してはいますが、好き勝手に思いをぶちまけただけです。^^;;;;
ということで、内容が知りたい方は今すぐ、Kindleでクリック!無料ですぞ!?(プライム会員の方のみ)
- 作者: ナポレオン・ヒル
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/08
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