憲法は、改正すべき。
ただし、最初はチョビっと。
憲法とはなんなんだろうか?
多くの日本人にとって、憲法とは「最初からそこにあって絶対揺るぎないもの」として存在していると思う。
人間は「最初からそこにあって絶対揺るぎないもの」に弱く、本能的にそれを守ろうとする。
だから、憲法改正に反対する。
想像してみて欲しい。
なんやかんやあって、昨日、憲法が改正されたとする。
清々しい朝だ。
もう一度、問おう。
憲法とはなんなんだろうか?
もはや、憲法は「最初からそこにあって絶対揺るぎないもの」ではなくなった。
国民の意志を反映しうる、幾つかのルールの一つになったのだ。
新しい憲法は、少し馴染みが薄いかもしれない。
でも、憲法は憲法だ。全ての国民が条文に書かれたことを守っていく必要がある。
この憲法は守るべきだろうか?
再び絶対不可侵領域として、それまでの憲法同様に?
それとも、よりよく国民の意志を反省させるために変えていくべきものだろうか?
それとも、一刻も早く元の憲法に戻すべきだろうか?