あーるーはれた、ひーるーさがり・・・
ということで、2年前の年末に勢いで買ったEOS 7D初代ですが、先日ヤフオクを利用して、次のオーナーのもとへドナドナしていきました。
コチラが、そのときに撮影した写真です。
この写真は、EOS 5Dで撮影しました。
どうして手放したのか?
去年の夏場にEOS 5D初代を買って以来、極端に出場機会が減ってしまったので、持ち腐れになるぐらいなら、次の利用者のもとへ旅立たせたほうが良いだろうという判断でした。
どうして、出場機会が減ったのかという理由ですが、いくつかあります。
EOS 5D初代が良すぎた
去年の夏に、これも勢いで買ったEOS 5D初代ですが、見た目のボロさとモニターのショボさからは想像もつかないようなハイクオリティな写真を叩き出す神機でした。
その後、それを壊し、もう一台同じ機種を購入するぐらいゾッコンにハマってしまいました。^^;
EOS 7Dの1800万画素とくらべてもかなり少ない1200万画素のオールドマシンですが、階調の豊かさと独特の味わい深い風合いは、それまでの僕のカメラという物に対する認識をすべてひっくり返すような衝撃を与えました。
その結果、カメラを持ち出すときのファーストチョイスは、EOS 5Dとなり、7Dは「今日は動き物を撮る」という明確な理由がない限り選ばれなくなりました。
DMC-G7が良すぎた
さらに罪深き僕は、「子供の動画用」という理由にかこつけて、PanasonicのDMC-G7を買ってしまいます。
これがまた良い。
EOS 5Dは、センサーこそ絶品ですが、デジカメとしての機能は前時代的というか、むしろ「ひょっとしてフィルムカメラでは!?」と疑いたくなるようなシンプルさでした。
その分、撮影に集中でき、それはそれで良いと思うのですが、動画やWifi、タッチパネルなど、現代のデジカメに標準的についている装備は一切ついていません。
それが、DMC-G7には「全部入り」で詰まっています。
その上、4K動画も撮れて、4K動画からスチルを切り出す4K Photo機能までついています。
至れり尽くせりとはまさにこのこと。
そして、小さくて軽いのでカバンの中にサクッと突っ込んでいつでも持ち歩ける気軽さがあります。
その結果、カメラを持ち出すときのファーストチョイスは、DMC-G7となり、「今日は、気合い入れて撮る」と言う日は、EOS 5Dとなり、7Dはますます出番が少なくなっていきます。
センサーが微妙
動体撮影能力の非常に高いEOS7Dですが、センサーの性能にはちょっと疑問符がつきます。
勿論、クオリティの高い画像を叩き出すとは思うのですが、EOS 5Dと比べると、若干細部がモヤっとしている感じを受けます。
また、階調表現も5Dには及ばず、青空や緑の表現に限界を感じました。
5Dの先例により、自分の目が肥えてしまったのでしょうか?
階調表現に関してはフルサイズ機のEOS 5Dがずば抜けており、DMC-G7とEOS 7Dは同レベルといったところです。
しかし、細部の解像感に納得行かず、結局手放すという選択肢になりました。
残念なことです。
自分の使い方では、動体性能はそれほど要らず、EOS 5DやDMC-G7でも間に合っていたというのも大きいと思います。
ヤフオクはどうだったか
結局、最終落札価格は40,501円でした。
2014年の12月に63,000円で入手したことを考えると、1年半たっぷり楽しんで、2万円ちょっとの出費だったと言うのは、割安に感じます。
カメラは、価値が下がりにくいと言いますが、確かに大事に使っていれば資産としての価値がそんなに目減りしないんだなと思いました。
とは言え、そんなに高頻度に売ったり買ったりを繰り返す気はありませんが。^^;