セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

マーブルワーズ

今更HUAWEI P20 Proを買った。モノクロセンサーが嬉しい

何かと世間を騒がせているHUAWEIですが、フラグシップモデルのP20 Proを買いました。

P20 Proは、ドコモの専有販売となるため、日本ではSIMフリー版は買えません。自分は、数年前に脱ドコモして格安SIMを使っているので、ヤフオクで中古を落札して買いました。6万円+送料でした。

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SIMフリーで売っている、P20との主な違いは、画面がOLEDなのと背面のカメラが1つ多い3機ついていることです。

HUAWEIは、いくつか前のモデルからLEICA(ライカ)の名を冠したレンズを採用しており、カメラの写りにこだわっています。実際にライカが製造したレンズというわけではなくライカ監修のものとのOEMだと思いますが、LEICAが品質にOKを出さないと製品化できないと思いますので、それなりにブランドの意味はあると思っています(パナソニックのLEICAブランドレンズも値段・品質ともにノーマルなレンズよりも高いし)。

P20 Proを選んだ理由

僕が、P20 Proを選んだ理由は、主に3つです。

  • LEICAブランドのレンズへの期待
  • 本体性能アップと電池の持ちへの期待
  • モノクロセンサー

先ほど述べたLEICAブランドのレンズへの期待ももちろんありますが、フラグシップ機の性能の高さにも期待していました。コレの前に使っていたスマホが、会社の若い子から買ったXperia Z5だったのですが、これが爆熱機体で、調子が良いと(?)カイロのように熱くなり、約1分間に1%づつ電池残量が減っていくという恐ろしいスマホでした。スマホは熱くなるとCPUの速度を下げて熱暴走を回避しようとするので、CPU性能でははるかに劣る格安SIMフリースマホ(Zenfone3laser)と比べてもはるかにもっさりした動作で、あまりに扱いが難しいので買い替えることにしました。

P20 Proは(というか最近のスマホは)、電池の管理が進化していて、電池持ちとパフォーマンスの改善が期待できます(というかZ5がひどすぎただけなんだけど)。

また、密かに期待していたのが3機目のカメラに採用されているモノクロセンサーです。無印のP20には2機のカメラなのでProになると2機増えるのですが、それがこの20MPモノクロセンサーです。

デジタルカメラというのは、画素の元となるフォトダイオードによって光を電気的な信号に変換して読み取っているわけですが、カラー写真を作るためには、赤青緑の光の三原色が必要となってきます。通常のカラーセンサーは、各画素ごとに3色を読み取れるわけではなく、カラーフィルターによって赤のみのセンサーと青のみのセンサー、緑のみのセンサーが交互に並べられた形をしています。それぞれの画素は担当する色の光の強さのみを読み取るわけです。

しかし、そのままだと赤青緑の斑の写真ができてしまうので、隣の色の強さと比較して混ぜ合わせることで、色を類推しているわけです。つまり、原理的にはデジタルカメラのカラーセンサーは画素数の3分の1しか、色の情報を持っていないという事になります。

これに対して、元からモノクロなセンサーであれば、カラーフィルターが必要ないので、画素数がそのまま光の強さの解像力ということになるのです。

ただし、モノクロ専用カメラなんて普通は売れないので、カメラ単体に搭載するのは難しいでしょう*1

これは、単体の製品で大量の販売数が見込めるスマホであって、しかも多数のカメラを搭載するスマホが偉い(?)という謎のトレンドがあってこそ実現できた事で、ありがたいことです。

実際に撮ってみる

前置きが長くなりましたが、そこら辺を適当に撮ってみました。

まず、カラー写真ですが、AIによるシーン判定でいい感じに補正してくれます。特に青空の青をより鮮明にしようという力が強く働いているのを感じました。僕は、あまり不自然に強調した写真は好みではないのですが、これはギリギリありかなと思います。

あと、全体的に諧調が豊かに表現されていて、きれいな写真が撮れて良いと感じました。

写真には表れないですが、シャッターボタンを押したときのレスポンスが非常に早く、即時カメラが起動して「カシャ」「カシャ」とキビキビ撮影できるのも嬉しい点です。

あと、細かいですが写真の縦横比が4:3です。自分はマイクロフォーサーズ機を使っているので、それと同じで親しみが持てます。(が、本当は3:2の方が好みです^^;)

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レンズを切り替えることで、27mmと80mmを切り替えることができます。既にiPhoneなんかでお馴染みの機能ですが、「無段階のズームなんていらなかった」というのは大きな発見だったと思います。

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モノクロ写真

そしてモノクロの写真です。こちらも高精細で諧調表現が素晴らしいと感じました。専用モノクロセンサーの効果がでているかというと、正直良くわかりませんが、自己満の世界という事で。^^;

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動画の手振れ補正

もちろん静止画でも有効ですが、手振れ補正が凄いと感じました。

街中で子供の動画を歩きながら撮った時のヌルヌル感が半端なく、気持ち悪いぐらいでした。

子供の動画はお見せできないのですが、試しに撮った動画を貼っておきます。

本当は、「Xperia Z5と比べてこんなに凄い!」とやりたかったのですが、Xperia Z5も何気に手振れ補正凄くて、比較になりませんでした。^^;

むしろXperiaの方が、若干動画性能良いかも?

流石腐ってもソニーですね。

まとめると

カメラ以外の話題をしていないのですが。^^;

これだけ綺麗に撮れてしまうと、一眼カメラいらないかも?と思えてしまいます。特に自分の使っているマイクロフォーサーズ機は立場が微妙に。^^;

もちろん、カメラ専用機の良い部分も多々あるので、「もういらない」とは言えませんが、街中でのスナップなど、今まで以上に「スマホで十分」と言えるシチュエーションが増えていくのだと思いました。

*1:以前にライカがモノクロカメラを出していましたが、100万円以上する値段が付けられています。少数生産でも、それに見合う高単価を付けられるライカだからできる芸当だと思います