セカイノカタチ

世界のカタチを探求するブログ。関数型言語に興味があり、HaskellやScalaを勉強中。最近はカメラの話題も多め

マーブルワーズ

考察

Nikon D850 開発発表と8Kタイムラプス機能から見る苦しい台所事情

ニコンが、100周年に合わせて、D850の開発を発表しました。 Nikon | ニュース | 報道資料:デジタル一眼レフカメラ「ニコン D850」を開発 更に、矢継ぎ早にYoutubeの公式チャンネルで8Kタイムラプス機能の存在を匂わせるティザー映像を公開しています。 Niko…

情報には質量があり密度がある

qtamaki.hatenablog.com さて、こちらのエントリーでチラッと触れましたが、「情報」とはそれ自体がエネルギーを持つ「物理現象」です。 上記エントリーは長いので、一言でおさらいすると、「情報はエネルギーを持ち、物理現象と区別がつかない。2つは同じ…

矛盾を受け入れる

世の中は、矛盾や齟齬、ダブルスタンダードといった事象で満ちています。 今日言いたいことを一言で言うと、「矛盾に目くじらを立てるのをやめるとハッピーになれるよ!」です。 それでは行ってみたいと思います。 矛盾とは何か? そもそも矛盾とは何でしょ…

二元論やカテゴライズではなく正規分布で考えてみる

世の中には、善か悪か、右か左か、きのこかたけのこか、など、物事を2つに分けたり、幾つかの型に分類して考えるという事が日常的に行われています。 時には、各陣営に別れて侃々諤々の議論が展開されるわけですが、各個人の状況を見てみると、それぞれ考え…

マイクロ信頼システムへのタダ乗り

nlab.itmedia.co.jp こんな記事が。 これは、「飲食店への予約」という最小限の信頼上に機能するシステムですが、信頼が小さく、ペナルティも小さいため、この信頼に「タダ乗り」する輩が現れ問題になっています。 この小さな信頼を裏切ることによって、当人…

日本の少子化って淘汰圧による自然な人口減なのでは?

さて、最近ふと思ったのですが、現在日本が置かれている状況は、自由恋愛が市民権を得て社会に浸透したことにより、それまでの「不自由な」恋愛制度によって増えた個体が、適者生存の淘汰圧に晒されて個体数を減らしていっている過程なのではないでしょうか…

仏教の宗教としての矛盾について

宗教にとって信仰というのは大切なことだと思いますが、仏教において「信仰」というのは、特殊な立場にあります。 何故ならば、仏教において僧たちは「執着」を捨てて涅槃に至ることを目指しますが、信仰というのは執着そのものです。 特に、神や(超常者とし…

物語には理由が必要である

qtamaki.hatenablog.com 批判を浴びています。^^; 映画館でスマホを使用したこと、およびツイッター投稿したことに関しましては、完全に僕の落ち度で申し開きの余地もないので、今後二度としない(ちなみに過去にもしたことないです)ことを誓うとともに、反省…

この宇宙は光速の檻でできている

togetter.com 格闘ゲーマーが光速の遅さに気づいたようですが、この現代においては「光速」というのがあまりに遅すぎて、各所で問題が起きています。 まず、世界規模での話をすると、東京⇔ニューヨーク間が、直線で約1万キロメートルあります。 光速が約30万…

いま起こっているのは日本型社会主義の崩壊だ

日本型社会主義 - Wikipedia ソニー、サンヨー、シャープ、松下、東芝、 ブラック企業、過労、鬱、先進国で最も低い生産性、 少子高齢化、待機児童、地方創生、一億総活躍時代、 年金問題、財政問題、憲法改正。 日本は、「世界で最も成功した社会主義国」と…

バグのないプログラム書くことができると思っている上司を上手く説得する方法

anond.hatelabo.jp バグのないプログラム。 プログラマーにとっては、聖杯であろうと思います。 元増田は、「バグのないプログラムを書く方法」や「バグのないプログラムを書くことができるか?」ではなく、「バクのないプログラムを書くことができると思っ…

大きな人生と小さな人生

あなたの夢はなんですか? この質問に答えられる人は、実は、そんなに多くありません。ほとんどいないと言っても良いくらいです。 夢を見ることや夢をかなえるために努力するというのは、自分の人生をどう生きるのか?という疑問に対しての取り組み方の問題…

存在の相対性とシュレーディンガーの猫

qtamaki.hatenablog.com 前回に引き続き、マクスウェルの悪魔と熱エントロピーの話です。 前回は、熱エントロピーの増減と情報の関係についてと、情報が一点に集約する未来について書きました。 今回は、世界は何によって構成されており、私たちの存在の本質…

情報の特異点とマクスウェルの悪魔

news.mynavi.jp こちらの記事ですが、もう6年前になってしまいました。 この話を元にした仮説を何らかの形で文章にしたいと思いながら、ズルズルと時間が経ってしまいました。 マクスウェルの悪魔とは きっかけとなった、マクスウェルの悪魔ですが、Wikiによ…

依存症と仏教の「苦」は根っこが同じ

仏教で言うところの「苦」とは、人生における苦しみを指しますが、正確にはもうちょっと守備範囲が広くて、"unsatisfactoriness" つまり「不満足」の事を指します。 人生は、不満足の連続です。 例え、美味しいものを食べたり、欲しいものを手に入れて一時的…

いしだの話の話

(追記 2017/06/01) 現在、石田氏のブログは削除されているようです。本文のリンクが切れてしまいました。 ツイッターも鍵が掛かっているので様子を窺い知ることは出来ないようです。 こうして彼は、一旦歴史の表舞台から姿を消したのであった。 (追記おわり)…

死後の世界と人の生き方

宗教の重要な役割に「死後の世界の定義」があります。 人は、皆死を恐れ、救済を求めます。 そのため、厳密な死後の世界を定義し、現世での行いを規定することで、死後、自分がどうなるのかということをある程度予測させ、死の不安を低減させるという役割を…

愚かであることの大切さ

さて、トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任することになりそうですね。 今回の大統領選にも関係しますが、わりと普遍的な事実として、主張の強さと正確さというのは、反比例する関係にあります。 こうしてブログを書いていても、より「正確に書こう」と…

そろそろネット民VS一般人という対立構造を想定するのやめないか?

blog.livedoor.jp 芸能人(及び非芸能人)が、炎上する度に「ネット民が」とか「ネットで炎上」とか、「必死にパソコンを打つ」とか言うステレオタイプを想定して、見えない民族に対する怒りをぶちまけるわけですが。 そろそろ、そういうのやめにしませんか? …

はてなカラースター使いきった

カラースターショップ - はてな 皆さん、「はてなスター」をご存知でしょうか? ご存知も何もご存知な方もいらっしゃれば、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。 はてなスターとは、このブログをホストしています、はてなブログを始め、はてなが運営し…

欲と義によるブッダの教えの再定義

欲とは、自己のために行う行為。 義とは、誰かのために行う行為。 自分以外の誰かに対しての奉仕、貢献、献身によって、欲は義に昇華する。 欲によって得られる満足は、低次の満足で、すぐに慣れてしまうため、十分に心を満たすことができない。そのため、欲…

初期仏教に興味を持ったのでブッダの本を読んでいた(読書感想文)

最近、ブッダの本を読んでいました。 きっかけは、この本です。 図解 ブッダの教え (歴史がおもしろいシリーズ!)作者: 田上太秀出版社/メーカー: 西東社発売日: 2010/06/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る Kindleのセール…

大義と信念

信念は大義から生まれる。 人は、大義を掲げ、信念をいだく。 自己の低次な欲求を満たすことを大義とは言わない。 大義とは、利他である。 利他は、友愛と博愛から来る。 根底には、群れがある。 人は、群れで暮らす生き物であり、根本には本能がある。 家族…

「諦めなければ夢は叶う」

「諦めなければ夢は叶う」という大きな誤解にまつわる論理構造を整理し図解しました。よろしくご査収下さい。 pic.twitter.com/Ua2TdlnHlN— Mαs Kot the Hedgehog (@maskot1977) 2016年8月18日 中々示唆に富んだツイートなので、思うところを書きます。 「諦…

タナトフォビア(死恐怖症)

最近、死ぬことばかり書いていて気が滅入りますが、死について考えてばかりいると、死恐怖症になります。 僕が、タナトフォビアについて知ったのは貴志祐介の「天使の囀り」という小説からなのですが、この小説、タナトフォビア以外にも色々衝撃的な内容なの…

銀河宇宙オデッセイと死

anond.hatelabo.jp こんな増田が話題ですね。 qtamaki.hatenablog.com ちょっと前に、死の受け入れについて書いたのですが、関連して僕が死について考えるきっかけになった出来事について書きたいと思います。 銀河宇宙オデッセイ ある時、NHKで銀河宇宙オデ…

人は自分の死を受け入れられるのか?

僕は、死後の世界は無いと考えています。 人は、死んだらそれきりです。 無から生まれ、無に帰るのです。 神様の威厳 こう言うと、唯物論的で神を信じないように聞こえるかもしれませんが、神は存在すると思っています。 「神は存在するが、あまりに偉大すぎ…

プログラミングとは、世界の複雑さを難しさに変換する作業だ

プログラミングとは、世界の複雑さを難しさに変換する作業だ。 人月の神話によれば、ソフトウェアの複雑さは付帯的事項ではなく、本質的だという。 世の中は、複雑にできている。 膨大なデータとルールが存在し、リアルタイムに互いに相関しながら変化し続け…

自己実現とはエゴだ

自己実現という言葉は、どう解釈し誤魔化しても、本質的には本人のエゴだ。 大きな自我。 承認欲求。影響力。権力。富。 そして、大きな責任。 エゴは、どこまで行ってもエゴだ。これを相殺し、平衡を取るためには、社会に対して責任を持ち、エゴと同じ大き…

システムの発注者は自分に必要なシステムを自分で知らない

システム開発系のエントリーでちょいちょい言及していますが、自分が欲しいと思うものが、本当に必要だったものとは限らないと言う話です。 もうちょっと、強く言うと、コンピュータによるシステムは、「作ってみて」「改良」しないと、本当に必要なものを知…